【チーム優勝】第37回シングル厨のつどい 参加レポート+反省会記事【個人負け越し】

お疲れ様です。fujiです。

 

1/21に、ポケモンSVシングルバトルのオフライン対戦会「第37回シングル厨のつどい」(57チーム 171人規模)に参加し、優勝することができました!

 

当日の対戦の様子や、参加者の方々との交流を記録として残しておこうと思い、オフレポを書いてみようと思います。

対戦の内容やご挨拶した方との話題はうろ覚えの部分もあるので細部が異なるかも知れませんがご容赦ください💦

 

※読んでいただく方に最初にお伝えしますが、今回のオフはチームとして優勝という最高の結果を残すことができましたが、fuji個人の成績としては4-7の大幅負け越しというお世辞にも誇れない成績です。選出や立ち回りの参考としてはあまり役に立たない可能性が大きいので、ご留意の上ご覧ください。

 

ちなみに実戦の参考になると思われる、勝ちまくっていたチームメンバーの構築記事・オフレポをリンクしておきます

先鋒:三色拳

構築記事:S2終了後に公開予定

オフレポ

note.com

 

大将:リホウ

構築記事:

オフレポ

galliumhf.seesaa.net

 

チーム結成→対戦開始前

昨年12月の後半、ポケモンシングルバトルのオフ会の中でも大規模かつ歴史のあるシングル厨が約2年ぶりに復活するとの告知が出たときから参加したい!と考えていました。

ただ、今回のシングル厨は3人一組のチーム戦とのことで、誰に声をかけてチームを組もうと考えていたところ、東北のオフで大変お世話になっているリホウさん(@GalliumHF)から「優先参加枠を持っているためチームを組みませんか?」と声をかけていただいたので、二つ返事でOKしました!

そしてもう一人のチームメンバーとして、シングル厨告知の2週間ほど前に開催された第9回新大オフでリホウさんとも面識があった、実弟の三色拳(@3syokukenn)を加え、チームリホウを結成し参加することとなりました。

 

使用するパーティーについては、SVランクマッチシーズン1はあまり対戦数を確保できておらず、試しに使っていたフローゼル軸の雨パも無テラス神速カイリューやドドゲザンなどの先制技持ちや、HBヘイラッシャやHBカイリューなどのウェーブタックルを受けきられてしまう物理受けの登場でしんどくなっていたため、S1で結果を残している構築の中から使用感が合いそうなものを参考にして試すことにしました。

 

そこで、よだれだこさんの眼鏡ドラパルト+呪いミミッキュ+再起の祈りパーモットを軸とした対面構築の並び↓

takodare.hatenablog.com

が自身の戦い方に合っていて使いやすそうだと感じたため、ランクマッチで試運転して、自身の戦い方に合わせて微調整したものを持っていくこととしました。

大半のポケモン努力値振り、技構成は参考元の構築から変えていないため、詳しい内容は参考元の構築記事を確認してください。

 

弄ったところはドドゲザンを多発するミラー意識で準速→最速、ゲンガー対策のHDラムカバルドンを攻撃的な駒にする意図で無テラススカーフサーフゴーに変更した程度です。

(ドドゲザンはSラインを上げたことで上を取って勝てた対戦が何度かあったため使用感は良好でしたが、サーフゴーの採用は正解だったか怪しいところでしたが…)

 

当日朝に山形からいらっしゃったリホウさんと蒲田駅で合流し、現地民の三色拳とも合流して会場入り。

会場入口のロゴマーク掲示されたパネル

ブロック分けを確認すると、チームリホウは唯一8チームで争うAブロックに振り分けられていました。同ブロックの他チームのお名前を見てもランクマッチやオフ会で成績を残されている方が多く、かなりしんどいブロックに配置されてしまったな…という印象でした。

リホウさん、三色拳と「なってしまったからには仕方がないんで、ネームバリューを気にせず気楽にやりましょう!」と気合を入れました。

対戦が始まるまでは、東北でお世話になっているレイチェルさんに三色拳を紹介し、巷のポケ勢がチーム戦でよくやっているTwitterプロフィールを写したスマホを撮るやつを体験したり、昨年真皇杯オンラインの運営をしたときにお世話になったトルンさん、むーさん、なぜか直近の遭遇がポケモンオフじゃなくハマスタだったYK.exeさんにご挨拶したりしていました。

 

対戦レポート

(型バレ防止のため配信の無かった試合はボカしてダイジェストを書きます)

予選Aグループ

1回戦 チームRNK ロリゴン2さん lose

 

選出:ドラパルト、ミミッキュ、パーモット

メガネドラパのシャドボの通りがかなり良さそうなので、先発ドラパルトで荒らして数的有利を取る→切り返しでテラスタル、積み技等を使われたらミミッキュで呪い→パーモットで猫マッパからの再起の祈りでドラパルトを再展開する基本選出を選択。

 

対戦が始まって一発目の攻撃で凍って為す術なく倒されるドラパルト、シャドクロ影打ちで倒せそうな場面で麻痺ってやられるミミッキュとツキがどん底で今日は持ってないんじゃないか…?と予感させる暗雲立ち込める黒星発進。

 

対戦後にお話を聞くと中学生の方だったようで、若い世代にも浸透しているシングル厨のオフとしての知名度の高さを実感しました。

残り二人が勝ってくれたためチームは勝利!

チーム1-0 個人0-1

 

2回戦 ちーむなかまさ ヒマラヤさん win

選出:ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン

相手の構築にゴーストタイプが多く格闘の通りが著しく悪いので、パーモットは諦めドラパミミゲザンの選出。

 

当てれば勝ちの場面でドラパが流星群を外し窮地に追い込まれますが、ドドゲザンが自分の認識よりだいぶ硬く攻撃を耐えたため切り返して勝利!ダメージ感覚が微妙につかめていないのがバレる💦

 

ヒマラヤさんは8世代最後に出たオフの杜のヨウカン予選で綺麗にやられていたので、ギリギリとはいえリベンジできたことは嬉しかったです!

チームの二人も勝って3-0勝利!

チーム2-0 個人1-1

 

試合の合間に運営のモロさんにごあいさつ。

過去にオフで勝っているイメージが強かったので、「今回は選手じゃなく運営なんですね!」というと「前回主催だったしね!」との返しが。そこに思い至らず適当なこと抜かして失礼しました…

 

3回戦 チームきおす めろさん lose

選出:ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン

                                                                                

またもやゴーストタイプが多く、パーモットが為す術なく棒立ちとなると大きく不利を取りそうなポケモンもいたためドラパミミゲザン選出。

初手にチームリーダーの名を冠するNN:きおすパトラのクエスパトラを出され、チーム戦への気合を感じる。

サイクルを回していくうちにテラバが見えているクエスパトラvsドドゲザンの展開となり、テラバを裏で受けてサイクルを回そうとしたところ、交代読みで裏がルミナコリジョンを被弾したところから崩され敗北。

シングル厨に出てくるプレイヤー相手に安易な選択が通るはずもなく、勝つためには苦しい択に勝っていかないといけないのを思い知らされました…

 

めろさんは第1回杜のヨウカンの準決勝でBO3を戦った際にも負けていたので、是非ともリベンジしたかったんですが、前と同じような択負けで見事に返り討ちにあってしまいました💦

チームは三色拳は勝ちをもぎ取るも、リホウさんがゴリゴリの対策パーティーを踏んでしまい敗北…

チーム2-1 個人1-2

 

4回戦 チームTouya2048 みゅーりーさん lose

選出:ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン

 

ラウドボーンに怯えてパーモット抜きの選出をしますが、今見返すとドドゲザン→パーモットでもいいかも?今思えば当日はドドゲザンを過度に信頼しすぎていた感があります…

 

初手の展開要員にドラパで削りを入れるも、麻痺で止まっているうちに突破されてしまい数的優位を取れず…苦し紛れにミミッキュから入るも当然裏でいなされ、テラスタルの読み合いでも相手に一歩上をいかれ敗北。

 

隣で見ていた三色拳から「ラス1対面テラスが残ってる状況なら大半はテラス切ってきてワンパンできなくなるんだし、どうせ確一でないならアイへ怯みでワンチャン作る動きをせえ」と立ち回り指導が入る。ごもっともでございます…

チームは三色拳の対戦相手が欠席で不戦勝をもらっている有利な状況でまさかの二連敗で敗北…

開幕2連勝からの2連敗で予選突破に暗雲が立ち込める展開…

後で聞きましたが、リホウさんもこの対戦負けた段階では今日は予選抜け厳しそうだなと思っていたと聞いて面白かったです(笑)

チーム2-2 個人1-3

 

5回戦 チームしろくま かえりぐまさん win

選出:ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン

 

相手の構築にゴーストタイプが多く格闘の通りが著しく悪いので、パーモットは諦めドラパミミゲザンの選出。(本日n回目)

 

くま統一でチーム組まれているんですか?と適当なことを抜かすもたまたまです(笑)と受け流してくれてありがとうございました💦

初手出し負けするもドラパルトとドドゲザンの相性補完で切り返しに成功。中盤で削れたノーマルテラスカイリューvsドドゲザンの対面が発生するも、最速のおかげで上からけたぐりを当ててほぼ無償突破できたのが響き勝利!

久々に勝ってひとりでホッとしてました(笑)チームメンバーもふたりとも勝利していたため、前の対戦の不戦勝込み敗北の嫌なムードを多少取り払うことに成功!

チーム3-2 個人2-3

 

6回戦 チームひだかドラピオン あんずさん lose

選出:カイリューミミッキュ、パーモット

 

初手ドラパ選出がイマイチ刺さらなそうな並びのため、初手カイリューで場を荒らす→ミミッキュ、パーモットで掃除しつつ頃合いを見てカイリューを復活させて珠ノーマルテラス神速で〆を狙った選出に。

 

カイリューでうまいこと削り、数的有利を取るところまではいったんですが、お相手がラス1の対面でパーモットの電光双撃切りの動きを通されてしまい、捲られて敗北。

感想戦で電光双撃あったら負けてました💦とおっしゃっていましたが、構築の傾向やそのタイミングで最も勝利につながる確率が高いプレイングを選択できる思い切りに、こちらが吞まれてしまったという感じの負け方でした。

チームはリホウさんが早いうちに対戦相手を詰ませて盤石な勝利を納め、結果は三色vsバンビーさんの先鋒対決に委ねられることに。

会場の前方にあるAブロックのさらに一番前の席という注目を集めやすい場所だったこともあり、運営の方や別ブロックの方がギャラリーとして観戦する緊迫した雰囲気の中、三色が大局を見据えたテラスタル温存の択を通し見事勝利!大一番で特大のジャイアントキリングを決めてくれたおかげでチームも白星がつきました!

チーム4-2 個人2-4

 

試合後に観戦に来ていた解説のRaitoさんにごあいさつ。Raitoさん主催のシングル厨(第30.5回)で優勝したことを覚えていてくださったり、シングル厨関連の生放送に出演させていただいた際の思い出話をしつつ、自分にハッパをかける意味でも「Raitoさんに解説してもらえるところまで上がれるように頑張ります!」と勝手な宣言をブチ上げたりしてましたw

 

7回戦 チームまままーさ えんちゃんさん lose

選出:ドラパルト、ミミッキュ、ドドゲザン

 

相手の構築にゴーストタイプが多く格闘の通りが著しく悪いので、パーモットは諦めドラパミミゲザンの選出。(本日n回目)選出理由こればっかりだな!

 

6回戦終了時の段階で、チームきおすが1敗で頭一つ抜けており、2位の枠をチームひだかドラピオン、チームなかまさ、チームリホウの3チームで争う状況となっていました。

競っている2チームには直接対決で勝利しているため、7回戦をチーム勝利で終わることができれば予選抜けの公算が大きい状況となり、一段と気合が入ります。

初手ドラパで荒らす予定が、予想外に硬いポケモンの手痛い反撃を食らいゲームプランが崩れる。数的不利の中、なんとかラス1勝負には持ち込むも、そこまでに蓄積しているダメージが大きすぎたため先制技で縛られてしまいそのまま敗北。

隣の三色がなかなか苦しそうな構築と当たっていたため、これはチーム勝利も厳しいか…と思いましたが、ランクマでの経験則から導き出された大胆な立ち回りで構築相性をひっくり返してなんとか勝ち。もう片方のリホウさんの対戦を固唾をのんで見守りますが、こちらはいつも通りの安心感マシマシの間違わないプレイングで盤石な勝利を納めてくれました!

自分の黒星を帳消しにしてくれるチームメンバー二人の活躍でチームは勝利!

予選突破を大きく手繰り寄せました!

チーム5-2 個人2-5

 

予選結果

チーム5-2(2位 予選突破)

個人2-5

結果的には勝ち数での単独2位で予選突破!

とはいえ個人成績では大幅負け越しのところを三色、リホウさんの爆勝ちで救ってもらった形、しかも自分が勝った対戦はどちらも三色、リホウさんともに勝利しているため2人チームでも突破していたという正真正銘のキャリーされた状況でめちゃくちゃ肩身が狭かった…

ただまだこの段階ではトナメ行ってから勝ちゃええんや!ぐらいの気合と、リホウさんに「今日の活躍した要素三色拳をチームにスカウトしたぐらいしかないっすわw」と冗談を飛ばせるぐらいの心の余裕がありました。本当の地獄がこの後待ち受けているとも知らず…

 

 

決勝トーナメント

決勝トーナメントに進出したチームは本会場の4Fホールから、3Fにある”特別会議室”なる別室に案内され、配信卓からの情報流出を防ぐためにスマホの利用を制限される徹底管理が行われました。選手視点としても情報の格差で疑心暗鬼になる必要のないこの方式は非常にありがたかったです!

というのは建前で実際はVIPルームみたいでテンション上がるなぁ~とかいう下らない思考の方が脳内のウエイト高かった()

いろいろなオフで交流があり、昨年の真皇杯オンラインの運営として一緒に稼働した大ベテランのcloudiaさんのチーム(レイチェルさん、@コさん、cloudiaさん)も予選抜けしていて、お互いに対戦できるベスト4まで上がりましょう!と激励しあいました。

Cloudiaさんから「fujiくんポケモンオフ引退したかと思ってた、惜しいヒトを亡くしたな…って思ってたらまた出てくれて嬉しいわ」とお声がけいただいたことは、いつの間に引退させられてたことに草を生やしつつも気にかけてもらっていたのが分かってありがたかったですね。

 

1回戦 チームSEKI TDさん win

選出:ドラパルト、ミミッキュ、パーモット

 

ドラパルトの攻撃が比較的通りそうな構築かつ、格闘技の通りもよかったためドラパモミミの基本選出を選択。

 

初手で出し勝ちして体力を温存した状態で1体目を処理し有利な展開に。そのままドラパルトに2体目への削りまで担ってもらったおかげで、パーモットの通りが非常にいい理想的な展開に。最終的には相手のポケモンを全員かげうちマッパの先制技圏内に入れて上から制圧して勝利!

予選でさんざんの成績だったところから一つ勝つことができ、ほっと一安心していました。

チームの残り2人も勝利しトナメ1回戦突破!

チーム6-2 個人3-5

 

準々決勝の前に運営の方から「次の試合は配信卓です!」とお声がかかり、配信デビューできる嬉しさ半分、下手なことやったら赤っ恥だな…という怖さ半分で再び4Fホールへ。

会場は机の並びが変わり、照明が落とされていて予選の時とかなり雰囲気が変わっており、対戦前の緊張もひとしおでした。

対戦開始前には面白半分、緊張緩和の策としてもう半分でチームリホウのメンバーアイコンがデカデカと映し出されたスクリーンの前で三色とリホウさんとでポーズを決めながら写真を撮ったりしてました。

ダブルピースをキメるリホウさん

ビルドアップするfuji




実況のがちゃさんは以前のオフ会でも実況してもらってお世話になったり、実際にオフで対戦する機会も何度かあったため始まる前に少しだけご挨拶に。解説のRaitoさんにも「予選の時にぶち上げた宣言通り、解説してもらえるところまで上がって来れました!」と報告することができました!

往年のシングル厨・真皇杯でよく見たがちゃさん、Raitoさんの並びの前でもう一度ポケモンができる展開にエモすぎて震えましたね…

 

準々決勝以降は配信卓での対戦で、アーカイブにも映像が残っているので詳しく見たい方はこちらもどうぞ。

www.youtube.com

2回戦(準々決勝) チームゆーふぉー ほーらくさん lose

選出:ドラパルト、ミミッキュ、パーモット

相手のPT:カイリュー、ドラパルト、サーフゴー、ウルガモスキノガッサ、水ロトム

 

先鋒対決は三色拳のご自慢ポケモンゴツメ龍舞ギャラがブッ刺さり勝利!

リホウさんから「私の出番は作らなくてもいいのでfujiさんで決めちゃってください!」と激励を受け、気合十分でいざステージへ!

 

ここからの対戦は配信アーカイブに載っているためぼかさずに選出経緯、立ち回りについて書いていきます!

ほーらくさんの構築でまず目を引いたのはキノガッサ。自分の構築の催眠対策はサーフゴーで受けるか、1体眠らされても上から負荷をかけ続ける脳筋な対策手段しかないため、まずはサーフゴー選出を検討。しかし、ここで今日一度もサーフゴーを選出していないのに出して大丈夫か?という謎の迷いが発生し、パワーの高さで押し切ればいいかとドラパモミミ選出に逃げてしまいます。

今思えばサフゴミミパモが強そう?ドラパミミサフゴも一瞬考えましたが霊3体選出をぶっつけ本番でする勇気はありませんでした…

いずれにせよサーフゴーを出す選出パターンをあまり練っていなかったのは明確な失敗でした。

 

初手ガッサじゃなければ霊の一貫あるし有利対面、ドラパの龍テラスドラゴンアローも考慮すると初手ガッサはない!と息巻くも案の定初手ガッサで選出のやらかしをいきなり咎められる展開。とりあえずシャドボでタスキまでは削りますが、胞子で眠らされ最速起きの祈りも届かず地ならし3発で突破されてしまいます。

霊の一貫がある並びかつマッパを被弾しないミミッキュを二番手で出し、引きに対する圧をかけるシャドクロを放つと裏から出てきたのは水ロトム

陽気Aぶっぱお札ミミッキュのシャドクロが4割程度入ったため、耐久振りではないことが判明。次も裏への負荷を考慮しシャドクロを選択すると、ロトムは上からボルチェンで戻り(スカーフ確定)、HP1のキノガッサを切ってきます。

化けの皮が剥がれた状態でドラパルトミミッキュ対面が出来てしまう非常に苦しい展開でしたが、ここで龍の舞や霊弱点を消すテラスを切られると勝ちの目がほぼなくなるため呪いを選択するも、炎テラスからの珠シャドーボールで倒されます。

ラス1パーモットのみの絶望展開でしたが、パーモットのみでドラパルト→スカーフロトムの2体を相手取るのは不可能と考え再起の祈りで立て直しを狙います…が!

ここで明確なやらかし!

終盤で解説のRaitoさんもおっしゃっていましたが、初手のドラパガッサ対面2回目の地ならしでガッサが先に動いている時点で、自分のドラパのSが低いことがバレているのにもかかわらず、あえてS負け濃厚のドラパルトを復活させてしまいます。

対戦が終わった後に三色から説教を食らいましたが、この時点でドラパルトで相手の2体を倒しきることは不可能なため、ここは再起の祈りでミミッキュを復活させ、パーモットマッパ→霊テラスかげうちで珠ダメ蓄積と合わせてドラパを突破し、最後のミトム対面でボルチェンを耐えるorドロポン外しのどちらかに賭けるのが正解の択でした。

ワンチャン深読み期待で降参はしませんでしたが、そんな奇跡は起こらず順当にドラパミラーで上から叩かれて敗北…

 

席に戻ると上にも書いたようにプレミを三色に叱られ、見せ場なく敗北した自分の情けなさに押しつぶされそうになりながらも、大将リホウさんにすべてを託して応援しました。

リホウさんは飛行テラスカイリューに猛攻を受けるも、ここぞの一手で冴えわたる読みを見せて切り返して見事な勝利!マジで頼りになりすぎる😭

チーム7-2 個人3-6

 

準決勝 チームcloudia @コさん lose

選出:ドラパルト、ミミッキュカイリュー

相手のPT:サザンドラ、サーフゴー、カイリュー、アーマーガア、ミミッキュトリトドン

 

準々決勝を終え、控室に戻ったときにチームcloudiaの面々から「次は自分たちとですよ!」と教えてもらい、決勝トナメ開始時にした勝ち上がって当たる約束が現実になった嬉しさと、東北のオフで何度もお会いしていて、実力も申し分ないメンツが立ちはだかる辛さを一気に味わいます。

ぼんこふさんが「準決進出の強者に媚び売りに来ました(笑)」と茶化しながらも両者の応援に来てくれたり、控室は和やかな雰囲気でしたが、負けが込んでいる自分は内心次は負けられんと気負う気持ちが強くなっていました。

準決勝第1試合の間、エネルギー補給のためにコンビニに買い出しにいったときに@コさんと「上着無しで寒くないですか?」→「生まれが北陸で鍛えられたんで上着無しでいけます!」といった他愛もない話をしていましたが、そんな雑談の中でも今日かなり対戦の調子が良さそうな@コさんと絶不調の自分でこのあと対戦することにプレッシャーを感じ、なんとかひっくり返せないかと、7世代のオフ会ノートから@コさんとの対戦を探して勝ち試合を振り返ることで、やらかしで沈んだテンションを上げようとしてました。

結局自分が雨ばっかり使っていたことしか思い出せずあまり役には立ちませんでしたが…

 

初戦は(元)東北のオフ勢の中でも特に付き合いの長いレイチェルさんと三色の対戦。

三色拳vsレイチェル

リホウさんもそうですが、ずっと一緒にオフに出てきた方が配信卓で躍動している姿を見ることができたのはとても嬉しかったです。これが対戦相手じゃなければ手放しで喜べたのに…

オーロンゲが2戦連続でスカーフ命がけを食らって出オチしデジャヴかな?となるギャグ展開もありましたが、最終的には引きずり込まれた対面展開にも冷静に対処した三色が勝利!

「今度こそは休ませてください!w」とリホウさんに発破をかけられて、内心不安しかないまま二度目のステージに上がります。

 

構築の並びでまずしんどいのはミミッキュ。正面から打ち合って勝てるのがドドゲザン、無テラスサフゴぐらいですが、それらの選出がアーマーガア、サザンドラによって抑制される難しい並び。苦しいながらもおそらく初手ミミッキュは無いだろうと踏まえ、初手のポケモンをドラパで削り、2体目にカイリューを置いてマルスケを盾に暴れてから最後にミミッキュで〆を狙います。途中でカイリューに積まれたらミミッキュ後投げで時間を稼いで無テラ神速圏内に押し込むプランもありました。

 

@コさんの初手はトリトドン。これDに厚いやつだろうな~と薄々察しつつも、サザン引きの場合こちらに引き先がいないためしゃーなし妖テラテラバースト。これも後から三色に説教されましたが、初手投げトドンの時点で即サザン引きなんてありえないのでテラス温存のシャドボがド安定でしたね…

悲しいかな、予想通りD方面の頑丈さを活かされトリトドンにステロあくびと仕事をされてしまいます。後から聞いたらメンハ持ちのBD調整振りで、必ず1回は好きなことができるようにしているとのこと。

ドラパが眠ったらまず起点にされて負けるのでしゃーなしミミッキュバックするも、大地で皮剝がれ→トリトドンミミッキュで処理→@コさんの2体目もミミッキュで皮だけ剥ぐもシャドクロでこちらのミミッキュが倒されてしまう苦しい展開。

この時点でかなり劣勢に追い込まれていたため、苦し紛れにドラパを投げ、ラス1が無テラカイリューだった場合まだ戦えそうなテラバーストを打つもミミッキュに耐えられ、しかも裏から出てきたカイリューはまさかの鋼テラスという裏目も踏んで、為す術なくま~たあっさりと敗北…

 

チームメンバーへの申し訳なさで合わせる顔がありませんでしたが、もう出来ることは大将リホウさんの応援しかないので全身全霊のお祈りでリホウさんの勝利を祈願します。

リホウさんvs cloudiaさんは、雨+イルカマンの超火力をどう凌ぐかが選出画面ではまったく見当がつきませんでしたが、リホウさんのキョジオーンの守る、ドヒドイデの再生力を絡めた雨ターンの管理、スカーフトリックメタのなげつけるハピナス、相手のcloudiaさんの力量を信頼した上での読み切った選択で見事にTODを決めて勝利!

正直かなり追い詰められていそうな序盤の展開から、じわりじわりと有利な盤面を作っていくリホウさんの立ち回りは、隣で見ていた三色と「俺たちがやってるポケットモンスターとは別ゲー見てる気分だわ…」と驚愕していました。

チーム8-2 個人3-7

 

勝戦 チームいかえ ぱにぱにさん win

選出:カイリューミミッキュ、パーモット

相手のPT:カイリュー、ラウドボーン、オリーヴァ、水ロトム、ドドゲザン、ガブリアス

 

正直配信卓の2戦がマジで不甲斐なさすぎて、決勝行ってる人間の思考とは思えない「もうポケモンしたくない…」ってネガティブモードに入ってました。

まあランクマでもここまで負け越してたら今日はアカンなって撤退してるしそういう意味では普通の思考かも?

そんな精神状態で先鋒対決を観戦するも、今日無敗の三色がここにきてついに土をつけられてしまい、チームとしても王手をかけられて自分の番が回ってくるという極度にプレッシャーがかかる状況に…

ぶっちゃけ「こんなん絶対負けますやん」という今までの流れからくる弱気と「ここまで引っ張ってきてくれた三色の分をここで取り返さなければマジの大戦犯になるぞ」という強迫観念に押しつぶされそうな極限の状況で、思いつめたままステージに上がりました。

 

お相手のぱにぱにさんは剣盾ランクマで多くの実績を残されている実力者。後から聞いたんですが、ポケモン対戦の配信用ツールを開発されたりもしているそう。

構築を見てまず目に飛び込んできたのは、ど真ん中に鎮座する オ リ ー ヴ ァ とかいう謎の存在。

恥ずかしながらランクマの場数が足りておらず、オリーヴァに対する知識がテラレイドバトルで味方のエレキフィールドを消しつつ回復エフェクトで遅延してくる害悪キャラの印象9割と、攻撃を一発もらってGF発動しつつバ火力リフストぶち込んでくる型がいるらしいという印象1割しかなく、追い詰められた精神状態にまったく知らないポケモンが飛び込んできたことで脳の回転が著しく低下しました。

そんな中でも辛うじて残りの5体を把握し、比較的低速に寄っていることと、ラウドボーン+オリーヴァで霊と闘の一貫を切られているため、打ち分けがしづらいドラパモミミ選出は危険そうと解釈してカイリューミミパモ選出をすることに。

 

何してくるかわからんから初手オリーヴァ来んな!オリーヴァ来んな!と念じましたが絶望の初手オリーヴァ😨

ここで何を血迷ったか引かなさそうな相手に初手から流星群をぶっ放す沼プ()

6割ぐらい入るもオボン+ちかすいで全回復+カイリューのA↓1、C↓2というセルフ置き土産みたいなクッソしんどい状況に。この時点で8割終わったわ…って思ってました。

能力下降を解除するために引かざるをえないんですが、引きに身代わりを合わせられオボンも収穫されて9割負けたな…という絶望展開。

とりあえず身代わりをインファで壊すもタスキ割られたら行動保証消えるしまあしんどいと見ていると宿り木を回避!首の皮一枚つながります。

絶対ラウドボーンいるよなぁと思いましたが、オリーヴァの凶悪さに脳が支配されていて、一秒でも早く倒さなきゃ(使命感)という短絡的な思考でインファを押すと案の定ラウボバックで透かされる…

パーモットは霊に打点がないため交代を強制されるんですが、ミミッキュは化けの皮を残しておかないと龍舞カイリューが裏にいた場合に展開阻止が不可能になるため出せず、苦し紛れにカイリューを出すとフレアソングで受け出しに成功。

ここで流星群を押すことも考えましたが、フェアリーテラスされた場合に体力満タンでラウボが残る展開を嫌い地震での削りを選択。するとオリーヴァバックでちょうど半分ちょっと手前ぐらいまで削れます。

Raitoさんが「あえて半減の地震で削りオボンを発動させない妙手!」と解説してくださいましたが、正直に白状するとそこまで考えが回ってませんでした()

たまたま嚙み合って初手と同じカイリューオリーヴァ対面をオリーヴァを削った状態で作り出すことに成功しましたが、初手の流星群で6割程度入っていたことと、技外しやもし倒しきれなかった場合にまたACダウンのカイリューを背負うリスクを考え放射で攻撃。

するとなんとか倒すことに成功します。ぱにぱにさんと対戦後に話したところ、耐久調整的にたぶん乱数だったとのことなので、この大一番で相当の数のやらかしを重ねているのにいい乱数を引けたのは本当にツイていたなという感じですね。

一番の難敵オリーヴァを処理したあとからカイリューが出てきたので、ここはセオリー通りミミッキュ引き。すると流星群を打たれていて無償降臨に成功します。

とりあえずカイリューラウボどちらにも刺さる呪いを打つと裏から出てきたラウドボーンに呪いを入れることに成功。痛み分け→シャドクロ(カイリューで受けられる)→呪い(ラウボで受けられる)と進み、ミミッキュでHPわずかのラウドボーンに対しシャドクロを打つかの選択でしたが、ラウボ→カイリューバックでゴツメに触らせられるとカイリュー対決でS負けが負け筋として発生するため、ミミッキュを温存し、ラス1カイリューに対して呪い(気絶)→パーモット猫だまし→再起でミミッキュ復活→ミミッキュ痛み分けとシャドクロで削り切りのプランを取るためカイリューを切り気味に出すとフレアソングでカイリューが生存しつつラウボが呪いで気絶する流れになります。

上記の勝ち筋が見えていたのでカイリューを強気に動かすと、珠流星でマルスカイリューを7割程度まで削れたため、無テラス神速で押し切って勝利!

 

立ち回り振り返っても怪しい動きやらかしまくってますが、過程はどうあれなんとか土壇場で勝ちをもぎ取ってリホウさんに繋ぐことに成功しました!

ぱにぱにさんがアップしていた解説動画では、ラウドボーンが妖テラスだったとのことで、1サイクル目で妖テラス切りのテラバを打たれていたら勝ち目が薄かったですし、もう一度再戦しても勝てる自信は全くないです…

控えの席に帰ると三色から初手流星の沼プについてさんざん説教を食らうも(3戦連続3回目)、「まあ初戦落としたところでなんとか勝って望みをつないでくれたからええわ!」とお許しをもらうことに成功()

 

全てが決まる大将対決のリホウさんvsイカエさんを本日何度目か分からないお祈りをしつつ見守ります。

リホウvsイカ

イカエさんのサザンドラが初手身代わりした時点でガンメタ張ってる型だ、やべえぞ…となっていたんですが、リホウさんはまったく動揺していなかったらしく、初手の時点でTOD狙いと腹を括っていたようです。

イカエさんのメトロノームサザンの猛攻をリホウさんのドオーがド忘れのDアップによって凌ぎ切り、怯み+急所の負け筋も躱し尽くしてTOD勝利!

最終ターン、TODの仕様を熟知したリホウさんは自分の手持ち時間がなくなるまでなにもしないウイニングラン的な待機をキメてましたが、仕様をうろ覚えだった自分は内心時間切れ負けにならんよな?とヒヤヒヤしてました💦

受け構築を長年使いこんでいるリホウさんが持ち時間切れで敗北は絶対にないという謎の信頼もありましたが(笑)

チーム9-2 個人4-7

最終成績:優勝

優勝後、チームメンバーと実況解説のお二人と記念撮影(左からがちゃさん、fuji、リホウさん、三色拳、Raitoさん)

優勝トロフィー 30.5回優勝メダルとともに

所感

チームとしては優勝という最高の結果を手に入れることができましたが、個人成績は4-7と大幅負け越しの上、対戦の内容もよくないとお世辞にもほめられたものではない結果だったことは悔いが残ります。

ただ、自分が奮わないときでも仲間がカバーしてくれる場合もあることがチーム戦の良さだと思っているので、そういう意味ではこれ以上なく満喫していたのかなとは思います💦

自分の成績については9世代の知識不足、自身の構築への理解度不足等思い当たる節がいくつかあるので、次にオフやランクマで上を目指すときには改善を心がけていきたいですね。

改めて、チーム結成に当たりお声がけいただいたリホウさん、一緒にチームを組んでくれた三色拳、当日対戦や交流していただいた参加者の皆さま、そして楽しめる大会を開催していただいたポケソルはじめ運営の皆さま、ありがとうございました!

 

祝勝会編も入れようかと思いましたが、既にボリュームが多すぎるのと気持ちよく飲みまくったせいで記憶が曖昧なので止めておきます(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

質問等ありましたら@l_nihamakeneまでどうぞ!